平成23年6月4日(土)、作新学院中等部の同窓会総会が、小・中等部食堂棟で開催されました。
6回を数える今回は、高校生62名を含む107名の同窓生を迎え、厳正な空気の中、議事が進行されました。
総会資料の各ページに目を通していた、中等部卒業1年目の高校生からは、「同窓会って、いろいろなことをやってくださっているのですね。予算額の大きさにもびっくりしました。」「中等部の歴史の重みを実感しました。」などの声が聞かれました。
会の最後には、東日本大震災の被災地である福島県からお越しになった鈴木英夫様から、作新学院の被災地支援運動「オール作新」プロジェクトへの御礼のお言葉があり、被災地での不便さと絶望感の中で、作新学院から届いた善意の支援が、どれだけ心の救いとなったかを切々とお話しくださいました。
一人一人の力には限りがある。しかし、その力が結集したとき、社会の力になることができる。新たに同窓会員となった高校1年生たちも、「オール作新」の絆の力強さを実感できた総会でした。