中等部について

中等部長あいさつ

中等部長

上野 栄一

作新学院は本年創立136年を迎える幼稚園から大学院まで設置する総合学園です。創設者船田兵吾による建学の精神のもと、日本国憲法・教育基本法等を尊重し、「作新民」をモットーとして常に教育における開拓精神によって、時代に即応した特色ある私学教育を展開してまいりました。作新学院中等部は、昭和22年の創立以来、県内トップの成績を誇る伝統校として、多くの優秀な卒業生を輩出し、私学の中核としての歩みを続けてきております。

品格と面倒見の良さを特色とするきめ細かい教育によって、教員と生徒の間にあるアットホームな雰囲気を大切にしながら、学習に対する「前向きな向上心」+「学ぶ力の定着」を図っていきます。明るくいきいきとした雰囲気の中で「自ら考える心豊かな生徒」の育成を目指して、中等部教職員一同最善を尽くして教育活動を実践してまいります。

知育・徳育・体育・食育とバランスのとれた教育で、学業はもちろん様々な活動により、何事においても主体性を意識して取り組む習慣を身につけて「生きる力」を培っていきます。お一人おひとりを大切にした丁寧な指導で、それぞれの学力と可能性の伸長をめざします。

中等部の期待する生徒像-こんな生徒に!!-

  1. 自ら学び確かな学力を身につけた生徒
  2. 礼儀正しく挨拶がきちんとできる生徒
  3. 明るく朗らかでがんばりのきく生徒
  4. 優しさと思いやりの心をもった生徒

中等部の概要

学校法人名 学校法人作新学院 作新学院中等部
創立年月 昭和22年8月(1947年8月)
学院長 船田元
理事長 船田恵
中等部校長 船田元
中等部長 上野栄一
所在地 〒320-8525 栃木県宇都宮市一の沢1丁目1番41号
TEL 028-647-4571 FAX 028-647-2476
https://www.sakushin.ac.jp/
交通案内 <JR宇都宮駅利用>
西口バスターミナル⑥・⑦乗場から関東バス「作新学院駒生」行乗車 「作新学院前」下車

<東武宇都宮駅利用>
東武宇都宮駅前バス乗り場から関東バス「作新学院駒生」行乗車 「作新学院前」下車

中等部の沿革

おもな出来事
1947(昭和22)年戦後の学制改革により中等部発足。初代中等部長に原次郎氏就任。学級数は5クラス。臨海学校・体育祭等も行われ、宇高・宇女高への進学は他中学校を圧倒する合格率を誇る。
1949(昭和24)年中等部長に富田彬氏就任。学級数は14クラスになる。教職員数は23人。県下マラソン大会で優勝する。卒業生の進路は半数が宇高・宇女高等の公立校、半数は高等部へ進学する。
1950(昭和25)年中等部長に倉本雄三郎氏が就任。学級数は11クラス。教職員数は24人。宗教教育としてモーニングデボーションがアン=クロエーカー、ジェーン=ラッタ両教師によって行われ外国人教師による英語教育の授業が始まる。
1951(昭和26)年中等部長に杉山千富氏が就任。
1954(昭和29)年副院長船田小常の発案によりクリスマス祝会・花の日訪問・感謝祭の行事を開始する。
1960(昭和35)年中等部長に船田譲が就任。中高一貫教育制度を発足させる。学級数6クラス。生徒数233人。マラソン大会・スキー実習・スケート実習等の実施。
1962(昭和37)年高等部硬式野球部が全国制覇を成し遂げる。船田小常の要望により小学部との合同の行事が多くなる。
1970(昭和45)年生徒全員による朝の竹刀体操を始める。スキー実習(2泊3日)・校内長距離走大会・林間学校(2泊3日)・修学旅行(関西方面・3泊4日)等の実施。
1975(昭和50)年中等部長に船田昌子が就任。
1977(昭和52)年中等部から公立高校受験を認める制度に改める。
1983(昭和58)年新生中等部第1期生を募集。合格者は英進コース42人、進学コース27人。5教科の授業時間を増やし英才教育を開始する。男子制服を詰襟の学生服から紺のブレザーに変える。
1986(昭和61)年船田昌子が学院長に就任。中等部長に篠木明氏が就任。
1988(昭和63)年鉄筋コンクリート4階建ての中等部新校舎が完成。募集定員を英進コース90名とする。高等部に英進部が発足し中高一貫教育が本格的に検討が始まる。
1992(平成4)年募集定員を英進コース120名に変更する。
1993(平成5)年中等部部長に穂積司朗氏が就任。女子制服にキュロット・ベスト(2組)とセーターの自由な組み合わせを追加する。
1994(平成6)年多目的教棟(鉄筋コンクリート3階建て)が竣工。2階にコンピュータ教室が新設。
1999(平成11)年中等部長に阿久津純男氏が就任。
2001(平成13)年全教室に冷暖房完備。
2002(平成14)年生徒の携帯電話を許可制にする。
2003(平成15)年中等部長に堀江昌子氏が就任。新教育課程で「知育・徳育・体育」に「食育」を加える。足尾の植樹ボランティア「フォーラム in 足尾」に参加する。
2004(平成16)年国語・数学・英語の3教科で少人数指導、TT授業を導入。保護者を対象に給食試食会を実施。トイレ・洗面所が全自動化になる。
2005(平成17)年作新学院創立120周年記念行事として「記念式典」、「由紀さおり・安田祥子手作り学校コンサート2005」、「渡辺貞夫音楽の旅」、「東武宇都宮店・作新展」を実施。学校給食委員会(校医・養護教諭・栄養士・他)を新設する。
2006(平成18)年2学期制の実施。年間指導学習計画書「シラバス」の作成。女子制服のリボンを変更。中等部同窓会が発足し宇井肇氏が会長に就任。
2008(平成20)年中等部長に高橋京子氏が就任。募集定員を180名に変更。新入生から学級数6クラス。
2009(平成21)年小中食堂棟が竣工。
2010(平成22)年従来の上品なイメージを残しつつ、新入生より新制服になる。学級数18クラス(全学年6クラス)になる。
2011(平成23)年「オール作新」による東日本大震災支援活動を開始。
2012(平成24)年中等部長に上野栄一氏が就任。新教育課程完全実施。3学期制の実施。萩野公介氏(卒業生:英進部3年)がロンドンオリンピック水泳競技(400m 個人メドレー)で銅メダル獲得。
2013(平成25)年東北復興支援活動・震災学習のため2年生の宿泊研修旅行で「石巻・門脇中学校」と交流を開始。小中第2グラウンド完成。
2014(平成26)年震災学習のため1年生の宿泊体験学習が長野方面から裏磐梯に戻り、3年生の修学旅行に神戸が加わる。女子バレー部廃部。演劇部・調理部新設。
2015(平成27)年パソコン室が全面リニューアル。iPad30台が導入。
2016(平成28)年作新学院創立130周年記念棟「作新アカデミア・ラボ」が完成。作新高校硬式野球部が夏の甲子園大会優勝。2度目の全国制覇。萩野公介氏(卒業生)がリオデジャネイロオリンピック水泳競技で金・銀・銅メダル獲得。楢崎智亜氏(卒業生)がボルダリング世界選手権で優勝。
2017(平成29)年中等部創立70周年記念式典及び記念事業として震災学習をテーマに佐藤敏郎氏による記念講演及び河北新報社・神戸新聞社・福島民報3社協賛による写真展を開催。
2020(令和2)年卒業生楢﨑智亜がボルダリングで東京五輪代表内定。新型コロナウイルスによる休業期間中、オンライン授業開始。

(作新学院百年史・百十年史を参照)