中等 学校の安心・安全と災害備蓄

中等部では「震災学習」を通して防災や学校の安心・安全について学んでいます。

宿泊行事では福島県(1年生)、宮城県(2年生)、関西方面[神戸・奈良・京都]修学旅行(3年生)など、過去に大きな震災があった街で語り部さんから話を聴いたり、復興した街並みを実際に見ながら災害について考える機会を設けています。それは、今回の能登半島地震におけるオール作新による募金活動や高等学校吹奏楽部や合唱部とのチャリティコンサートへの積極的な参加にも活きています。

今回、中等部では校舎内外の安全確認と点検を行い、夕暮れ時に足元が見えずらくなる校舎外階段など暗所に「センサー感応式ライト」を設置しました。また、災害時備蓄も新しいものと交換し、生徒たちの目に見える場所に展示しました。

なお、スキー実習から帰ってきた2年生は、次の「修学旅行」に向け、阪神・淡路大震災を扱ったドキュメンタリードラマを視聴しました。生徒たちにとっては生まれる前の震災ですが、能登半島地震と重ね合わせて災害について考えるきっかけにはなりました。