高校ト英・英 最優秀賞!松下幸之助杯スピーチコンテスト決戦大会

英進部2年山本 一慧さんが、「第4回松下幸之助杯スピーチコンテスト」で 最優秀賞を受賞しました!

令和 5 年 11 月 18日(土)公益財団法人松下幸之助記念志財団松下政経塾主催 「第4回松下幸之助杯スピーチコンテスト(※)決選大会」において作新学院高等学校英進部2年山本 一慧さんが、最優秀賞を受賞しました。

 

「2050年の社会に向けたビジョン」そして「SDGsの17の開発目標」について

松下政経塾講堂(神奈川県茅ケ崎市)

いま、世界が地球的課題に直面している一方で、日本もまた国内外に多くの社会課題を抱えています。このスピーチコンテスト大会では、将来のリーダーとして目指すべき「2050年の社会に向けたビジョン」を描くとともに、「SDGsの17の開発目標」もしくは「日本や世界が直面する社会課題」について提起し、課題解決に向けた具体的な実践活動(これまで取り組んできたことやこれから取り組むこと)を5分以内でスピーチします。

大会のスピーチテーマは「2050年の社会のビジョンと実践」~SDGsのその先を描こう~。国内外から総数256名が応募。決選大会に進んだのは、学生の部に6名,社会人の部に3名。それぞれが、未来社会への熱い想いを発表しました。山本さんは、「選ぶ漁業から、活用する漁業へ~未利用魚から考える」を掲げ、最優秀賞の松下幸之助杯を受賞しました。

 

(※)「松下幸之助杯スピーチコンテスト」について

松下幸之助氏(パナソニック創業者)は、生涯の中で「自分たちの使命は、この世から貧乏をなくし、豊かな社会をつくることにある」という志を掲げました。彼の志を次世代につなげるとともに、将来日本や世界のリーダーとして、未来を切り拓いていく長期的なビジョンを描き、それを実践しようとする青少年を応援するため、毎年「松下幸之助杯スピーチコンテスト」が開催されております。

 

「魚類・水生生物探究チーム」で『未利用魚(ギョ)ウザ』のレシピを考案

魚類・水生生物探究チームの研究発表

山本さんのスピーチは、「魚類・水生生物探究チーム」の6名メンバーたちと,「様々な事情から流通せずに廃棄されてしまう『未利用魚』を上手く活用する手段として『未利用魚(ギョ)ウザ』のレシピを考案するなど,SDGsの観点から「選ぶ漁業から,『すべてを活用する漁業へ』の転換」を模索したものです。考察を深めるにあたっては,アクアワールド茨城県大洗水族館のスタッフの方々からご指導をいただくとともに,大洗町漁業協同組合所属の漁師の皆さんをはじめ、館山や岩手で漁師をなさっている方々からも漁業がかかえる現状や課題などを詳細に伺うことができ,大変参考になったそうです。

 

「海の宝アカデミックコンテスト2023全国大会頂上コンテスト」最優秀賞・特別賞W受賞

山本さんは、11月上旬に実施された北海道大学主催「海の宝アカデミックコンテスト2023全国大会頂上コンテスト」に、「魚類・水生生物探究チーム」のリーダーとして出場し、最優秀賞の「海の宝大賞(最優秀賞)」および「北海道大学水産学部賞(特別賞) 」をダブル受賞をしており、今回は、それに続く全国1位となります。

「海の宝アカデミックコンテスト2023全国大会頂上コンテスト」については、こちらをごらんください。

 

<受賞した山本一慧さんのコメント>

国内外から256点もの応募があった大きな大会でその頂点に立つことができ,とても嬉しく思っております。本番では,始め緊張していましたが,時間が経つにつれ自分のペースでスピーチすることができ,良い手応えを感じました。先日行われた北海道大学での発表に続き,今回も『未利用魚(ギョ)ウザ』は好評でした。
大会を通して多くの方々から様々な視点や考え方を学ぶことができ,加えて志の高い皆さんとの交流をもち,関係を築くことができたことはとても大きな経験・財産となりました。
この経験を活かし,今後の活動に引き続き頑張ってまいります!

 

『さかな愛・とちぎ愛』に満ちた山本さんの今後益々の活躍を大いに期待しています!

 

公益財団法人松下幸之助記念志財団松下政経塾主催 「第4回松下幸之助杯スピーチコンテスト決選大会」

【開催日】 令和 5 年 11 月 18日(土)

【場 所】  松下政経塾講堂(神奈川県茅ケ崎市汐見台)

【受賞テーマ】 選ぶ漁業から、活用する漁業へ~未利用魚から考える」

【受賞者】 作新学院高等学校英進部2年山本 一慧