作新学院幼稚園は昭和28年に船田小常先生によって創設され、今年で70周年を迎えました。創立当初よりキリスト教の愛の精神を取り入れ、人間形成のスタートとしての教育に力を入れて来ました。現学院長の母、船田昌子先生が学院長の時に自らのデザインで、今の制服ができました。幼稚園の園歌も昌子先生の作詞で、作新幼稚園は小常先生、昌子先生の愛情がたっぷり注がれた幼稚園です。
今日は公務のため出席できない学院長の代わりに学院長の妹の小平智子様が昌子先生のお写真を持って出席してくださいました。
小平様は学院長からのメッセージのほかにご自身の幼稚園の思い出などお話くださいました。感謝祭や花の日訪問などは当時からあったこと、年長組によるクリスマスの降誕劇があったこと、マリア様がやりたかったけれど、他の女の子がやったことなどなど、とても親しみのわくお話でした。
園長先生からはコロナを越えてようやく元の行事ができるようになったこと、困難は人のつながりを強めて知恵を生むというお話がありました。誰も椅子から出歩くこともなくしっかりお話を聞いていました。
保護者会長の遠藤さんのご挨拶。作新学院の一校一家のつながりが実に素晴らしいというお話をしてくださいました。
来賓のご紹介
本日ご臨席のお客様。お忙しい中出席してくださいました。ありがとうございます。
第二部は年長組園児による合奏とよさこいソーラン。まずは厳かにハンドベルとトーンチャイムで「きらきら星」と「小さな世界」
きらきら星チーム
自分の出番を間違わないように頭の中で音階を歌います。
小さな世界チーム
緊張しながらも今日の本番が1番上手にできました。もう、どちらのチームも100点満点です!
合奏と歌は「世界中の子どもたちが」と「小さな世界」の合奏バージョン
世界中チーム
合唱チームも元気に歌います。
小さな世界チーム。リズムを取りながら楽しく演奏できました。
こども達の演技のトリは「YOSAKOIソーラン」
お泊まり保育で染めた自分だけのオリジナルTシャツに着替えて入場します。
太鼓のリズムでバッチリ決まりました。こども達の一生懸命な姿に感動して涙が出ました。
第二部の最後は70周年記念演奏会
保護者会長の遠藤さんとそのご友人による本格的なクラシック音楽の生演奏会です。前半はお話、後半はピアノ、本業はお坊さん。マルチな会長さんです!
まずはこども達に馴染みのあるパッヘルベルのカノン。「知ってる!」というつぶやきも聞こえて来ました。
お二人目はフルート奏者で、ゴセックの「ガボット」と「くまんばちの飛行」
2曲の曲奏が全く違っていて、特にくまんばちの方はスピード感があって、子ども達も喜んで聴いていました。
ソプラノ歌唱「ねむの木の子もり歌」
歌を聞かせてくれたのは去年の誕生会に来てくれた「ドラえもん」ちゃん。今日は全くイメージを変えて。
最後はバイオリン。最後の曲「チャルダッシュ」では客席を回って楽しく演奏してくれて、子供達も大興奮でした。水色のドレスは子ども達が憧れているシンデレラのよう。
最後にこども達からの花束のプレゼント。今日は素敵な演奏をありがとうございました。
70周年記念式典の1部は厳粛な中にも笑いがあり、2部は子ども達にエネルギーをもらい、保護者会長様からは本物の音楽に触れさせて頂き、大変中身の濃い式典となりました。
本日は誠にありがとうございました。80周年、90周年に向けてさらに幼稚園が発展していけます様に応援してください。