小学 感謝祭 4年ぶりの施設訪問

 感謝祭とは、アメリカ合衆国で生まれた行事です。1620年にイギリスで圧迫を受けていた清教徒がメイフラワー号という船でアメリカに渡りました。しかし、着いたところは北の寒い土地でした。食物も防寒の設備もない彼らを救ったのは、ネイティブアメリカンの人たちでした。作物の植え方や土地の様子を現地の人に教わることで生き延びることができ、初めての収穫の際は、彼らを教会に招いて、恵みに感謝し、祝ったことに由来します。現在ではアメリカの祝日となっています。

 小学部では、毎年、11月の第3木曜日を感謝祭の日として、前日に各家庭にある、野菜や果物を持ち寄ってもらいます。今年は段ボール箱40個ほどになりました。コロナが2類指定だったころは、福祉施設、特に高齢者施設への訪問はできませんでしたので、4年ぶりの訪問となりました。

 インフルエンザの流行も懸念されたため、マスクをしての訪問となりました。2週間毎日のように練習した「感謝祭の歌」と「もみじ」の合唱もプレゼントしました。子どもたちもお年寄りの方々もお互いにうれしそうな様子が見られました。