幼稚 第70回感謝祭・施設訪問

幼稚園では毎年11月に感謝祭の行事を行なっています。感謝祭はもともとキリスト教の行事ですが、花の日訪問と同じように創立の年から行なっていて、今年で70回目になりました。

幼稚園では各家庭から持ち寄った野菜や果物を老人施設にお届けしています。コロナで子供達の訪問は控えていましたが、今年は4年ぶりに訪問し、子供達の歌やダンスをお届けすることができました。

登園したら、担任の先生に見せて、自分で同じ仲間の箱に仕分けします。

 

何持ってきたの〜?なんていう会話が聞こえそう。

おっと、これは何かな?オレンジ色のかぼちゃかな?いいえ、これは「コリンキ」だそうです。

ぴょぴよ組みのお友達も入れにやって来ました。

感謝祭の集会では、なぜ感謝祭の行事が始まったのかというお話と、年中組さんがおじいちゃん、おばあちゃんに野菜や果物を届けてくれるという報告がありました。

賛美歌の後、お祈りをして、お話を聞きました。

ひよこ組、ぴよぴよ組のお友達も集会に参加しました。

   

感謝祭はイギリスからアメリカに渡ったキリスト教の信者が、寒さで凍えそうなところインディアンの人に助けてもらい、次の年収穫できたものをインディアンの人にお礼としてあげたことが始まりです。

持ち寄った果物と野菜は年中組の園児が2グループに分かれて3か所の老人施設にお届けしました。

1組と2組のAグループは宝寿苑と敬祥苑を訪問しました。3組と2組のBグループは宮の里を訪問しました。

宝寿苑と宮の里では今まで練習してきた歌や踊りを披露して、持ち寄った野菜、果物、それに車椅子も寄贈しました。車椅子は各家庭から集めた空き缶を換金して購入したものです。

宝寿苑、敬祥苑チーム

来年の干支の龍を製作した壁面飾り。来年も元気で過ごせますようにと願いを込めました。受け取ってくれたのはなんと100歳のおばあちゃん。さよならのご挨拶をして次の敬祥苑へ向かいました。

敬祥苑はまだ中に入れないということで、代表の方にプレゼントを受け取って頂きました。

宮の里チーム

のびのびとウィズ孫ダンスを披露します。

歌と踊りを披露して、壁面のプレゼント。

最後に車椅子をプレゼントです。

ダンスは手を合わせてくれるおばあちゃんもいて、楽しんでもらえたようです。保護者の皆様、本日は野菜果物のご協力ありがとうございました。