幼稚 避難訓練

幼稚園では年に3回、避難訓練を実施しています。3学期は火災を想定した避難訓練をおこないました。宇都宮西消防署から消防隊員の方も来てくださり、消火訓練と煙体験を行ないました。

給食室の火事を発見した先生が大声で知らせます。すぐに消火器を取り出して、初期消火にあたります。職員室から放送で全園児に知らせるとともに消防署へ連絡を入れます。

放送を聞いた園児達が担任に誘導されて園庭に避難します。

火事を想定しているので、煙を吸わないようにハンカチで口を押さえて避難します。

ぴよぴよ組の子供達も泣かずにハンカチで口を覆いながら避難出来ました。全員が無事避難できたかの確認ができるまでの所要時間は4分というスピードでした。

園長先生と「お、か、し、も、な」(押さない、駆けない、しゃべらない、戻らない、なかない)のお約束がきちんと守られていると褒められました。

そして、火事で恐いのは火だけではなく煙というお話もありました。今日は煙の中にいるとどんな感じになるかを体験する煙体験車も消防署から来てくれました。

まずは消火器で火を消す訓練を先生方がしました。

あっという間に消火出来ました。さすがベテランの先生揃い!

次に煙体験を全園児がしました。

体をかがめて低い姿勢になります。恐る恐る・・・

真っ白で何も見えなかった、と興奮気味の子供達。実際の煙はもっと、もっと恐いけれど煙が出た時にどんな姿勢になったら良いかとか、どう伝って逃げれば良いかという経験が少しは出来たかなと思います。

煙体験の後は消防車を見学させてもらったり、消防士さんのお話を聞いたりしました。

消防車に興味津々の園児達。将来消防士になりたいと思った子もいるのではないでしょうか。

いざという時のために幼稚園ではこれからも適宜避難訓練を実施して行きます。

消防署の皆さん有難うございました。