小学 社会科研修会での公開授業

11月15日、栃木県小学校教育研究会社会部会の公開授業が行われました。

聴蛙館での全体会には、宇都宮市内の各小学校から研修に来た先生方を対象に、作新学院についてや、日ごろの小学部の取り組みについて、発表をしました。

その後は、アカデミアラボを会場として4年生と5年生の授業を公開しました。

4年生は,「地いきの発てんにつくした人たち」について学習しました。
作新学院を創った船田兵吾先生が,どのような思いや願いをもっていたか,また,どのような苦労があったかを調べました。
前時に学んだ,「江戸から明治にかけて,どのように社会が変わったか」をふまえながら,兵吾先生が英語教育に力を入れていたこと,新しい時代をつくる人材を育てようとしていたことに気づき,感心していました。
自分たちが通っている作新学院について理解が深まった授業になりました。

5年生は、募金活動で交流のある愛媛県の玉津地区を例に取り上げて、みかん農家について学習しました。
前時までに、みかん作りの生産の工程や、みかん作りにおける課題について学習し、本時では、西日本豪雨からどのような復興の取り組みをしているのかを考えました。
今まで学習してきた資料だけでなく、現地の方にインタビューした際の動画をみたり、新しく提示された資料を活用したりしながら、自分の考えをまとめ、発表することができました。
また、一人一台あるiPadを使い、ロイロノートで意見を交換することもできました。

代表として授業を公開した4年2組と5年3組の子どもたちはもちろん、この公開授業を通して一段と成長することができた作新学院小学部でした。