幼稚 防災引き渡し訓練

幼稚園では東日本大震災以来、毎年1回、震度6以上の地震を想定した「防災引き渡し訓練」を実施しています。この日だけは、全てのご家庭にご協力いただいて、幼稚園までお迎えに来ていただきます。

それぞれ、お部屋で担任の先生から防災のお話を聞きます。

地震の放送が入ると、みんな一斉に机の下に潜ります。

みんなじっと次の放送を待ちます。地震が止まったという放送が流れたら、防災頭巾を被って、園庭に避難します。先生から教えてもらった「お、か、し、も」のお約束を守って続々と避難して来ます。

落ち着いて、避難出来ました。

年長組さんは、非常階段を使って降りて来ます。避難経路の確認も大切です。

ひよこ組、ぴよぴよ組も誰ひとり泣かずに避難することが出来ました。

全員が避難できたら担任が人数の報告です。避難が完了し、建屋の確認が終わるまで7分というスピードで完了しました。

園長先生からのお話です。今日は誰ひとり泣かずに、お約束を守って、避難することが出来て、100点満点です。もし、本当に大きな地震が来ても、今日のように落ち着いて先生のお話をよく聞いて慌てずに避難しましょうね。これから、お家の人にお迎えに来ていただきますが、お家の近い人、遠い人で時間が違いますから、お迎えが来るまで静かに待っていてくださいね。

メールが配信されてお家の方がお迎えに来てくれました。

ポカポカの園庭で眠くなってしまったお友達もいたようです。

眠いのを必死に我慢している様子も見られました。

 

お迎えが来たら、引き渡しカードを確認して、お家の人と一緒に帰ります。

お家に着くまでが訓練です。子ども達は本当に真剣に訓練に取り組んでくれました。災害が起こらないことが1番ですが、もし起こった時に適切な行動ができるように訓練しておくことは大事なことと、日頃から感じています。

お忙しい中ご協力ありがとうございました。