幼稚 十五夜

今年の中秋の名月は9月10日です。お月見の行事は平安時代からの古い行事です。幼稚園では日本古来の伝統行事も大切にしています。クラスでは、担任が数日前から十五夜の環境設定をしたり、絵本を読んだりして、十五夜とは何かということを意識づけました。当日が土曜日ということで、前日に月見団子も食べました。

 

十五夜に飾るものはススキとその年に収穫した農作物というのが一般的です。ススキは稲穂に見立てて収穫を感謝することと、魔除けの意味があります。最近はずいぶん減ってしまって、市街地では本物を手に入れるのが難しくなりました。先生たちは苦労して本物を手に入れたようです。

このクラスは月が日毎に満月になっていくような仕掛けがありました。

学齢によって設定も様々です。年長組は由来や、飾るものの意味も書いてありました。

月見団子は収穫を感謝して月の神様に供えるものですが、健康を祈念して今日はみんなでお団子をいただきました。みたらし団子はみんな大好き。

ぴよぴよ組ではお団子初挑戦の子もいたようです。ゆっくり噛んでね。

縦から食べる子、横から食べる子様々です。

運動会の練習もあるし、健康をお祈りして食べました。

10日はお天気が良さそうです。是非、本物の満月をお家の人と見てくださいね。