小学 待ってたよ、年長さん。(2年生、幼小交流会)

7月4日(月)天気 晴れ ちょっと暑いけど、交流会をやるにはもってこいの気温

 今日は、待ちに待った幼小交流会。2年生が、作新幼稚園の年長さんと一緒に活動ができる素敵な行事。

 この行事のことを伝えた時、2年生は、目を輝かせながら「先生、すぐにやりたい。」「嬉しい。」と喜びの声があちらこちらからあがりました。そして、1年生の時に国語の授業でやった「お店やさんごっこ」で年長さんを楽しませようということが決まりました。

 さっそく準備に入ります。各クラス、グループごとにどんなお店にするか考えました。考える時に最優先に考えることはただ一つ、「思いっきり楽しんでもらうお店にする」ということです。さすが2年生。あっという間にどんなお店にするかを決め、お店の準備に取り掛かりました。

 部屋の中で魚釣りができるお店、的当てができるお店、くじ引きができるお店など、アイデアいっぱいのお店ばかり。準備も大変です。お店の看板、景品などすべて手作り。グループのみんなと協力して一生懸命に作りました。準備がすべて終わった時、やりきった顔。いい顔していました。でも、まだ交流会は、これから。

 そして、いよいよ交流会。朝からそわそわ。始まる時間が、どんどん近づいてきます。ドキドキが最高潮。そんな中、玄関の向こうから見える、黄色いスモックを着た幼稚園生。君たちを待ってたよ。笑顔溢れる2年生。

 いよいよ交流会がはじまります。代表の挨拶、お店の紹介、練習の時と比べ物にならないくらいの、はきはきとした大きな声。挨拶の後は、待ちに待った「おみせやさんごっこ」。どのお店も大繁盛。優しくやり方を教える2年生、まっすぐに並ばせる2年生、景品を渡す時、優しく言葉をかけてほほ笑む2年生。ぜんぶ輝いていました。目標だった「思いっきり楽しんでもらうお店にする」は、見事大達成です。

 その後、自分たちの教室に一緒に行き、2年生の席に座ってもらいました。いつもよりかなり目線が高くなり、すっかりお兄さんお姉さん気分になった幼稚園生。小学2年生の気分を味わってもらいました。

 そんな楽しい時間もいつか終わりがやってくるものです。終わりの挨拶をみんなでやりました。

 玄関でおたがい再開を誓い、大きく手を振ってさようならの挨拶。

 教室に戻ってきた2年生。とってもいい顔していました。言葉で表現するのは難しいのですが、一番しっくりくる言葉が、頼もしさを感じさせる顔でした。また、成長しましたね。

 本日、来てくださった幼稚園の年長さんたち、2年生は、いつも小学部にいます。もし見かけたら、声をかけてください。2年生も、みんなを見かけたら、声をかけます。この日、生まれた絆ですもの。

 そして、また小学部においで!楽しいこといっぱい、宝箱みたいな学校だから。

 7月4日(月)天気 晴れ ちょっと暑いけど、素敵な素敵な思い出ができた1日。