幼稚 避難訓練

幼稚園では毎学期、避難訓練を行なっています。こまめに行うことで非常時の際にも慌てず行動できるよう子どもたちに意識づけます。

今日は冬場に多い火事を想定した訓練です。

それぞれのお部屋で担任の先生から、火事の時の避難の仕方や、火事の恐さについてのお話を聞きます。火事で恐いのは火だけではありません。煙を吸うと命にかかわるので、煙を吸わないようにハンカチなどで口と鼻を覆うんだよ。

やってみます。

火事だ〜、という声が聞こえて来ました。給食室から火が出たという想定です。

子供たちは教えられたように、ハンカチで口と鼻を押さえて園庭に避難します。

みんな真剣に避難して来ました。全員が避難するまでの時間は3分でした。

園庭に避難してもまだ押さえています。もう大丈夫だよ。

園長先生から「お、か、し、も、な」の合言葉の確認です。お部屋でしっかりお話を聞いていたようで、「押さない、駆けない、しゃべらない、戻らない、そして泣かない」がなぜ大切なのかを理解しているようでした。

今日は誰一人として泣いている子はいませんでした。

これは何かわかるかな?これは消火器。

消火器は各お部屋の前にあるけれど、いざという時にすぐにつかえるように、消火器の前におもちゃなど置かないようにという話もありました。

火事の原因の第1位はコンロの消し忘れだそうです。みんなもお家の人に教えてあげてね、という問いかけに「はい」と元気に返事をしてくれました。

余談ですが、お家の人に「今日は給食室が火事になるから給食はないよ。お弁当だよ。」と真剣にお家の人に伝えた子もいたそうです。