小学 【部長室だよりEpi.19】「部長先生って…」

久しぶりの投稿です。ご覧いただいている皆さま、ご無沙汰をしておりました。

前号のEpi.18「感謝」から、何度か書こうと思い立ちながら、書けずじまいの反省しきり…。低学年がラボ農園で収穫した“大きなカブ”やクリスマス音楽会に向けて何とか1曲でも披露したいと頑張る子どもたち、そして教員の姿…。新年の抱負、あるいは第6波が迫りくる中での3学期スタート,etc.

悶々としていた一昨日のこと。掃除の時間に子どもたちの様子を見に校内を歩いていると「あっ、部長先生。こんにちは。あのう…、部長先生ってどんなお仕事をしているんですか?」とモップを抱えた女子児童から直球勝負の質問が飛んできました。「うん? 年度計画で発注していた児童用タブレット(iPad)が半導体不足で9月入荷が遅れていることを言おうかな。それとも、コロナ対策で右往左往していること、かな。いや、そんなことを言ったら不安がらせてしまうから、子どもたちの夢をかなえられるお仕事をしているんだよ、と言ってしまおうかな。」と1秒か2秒の間に脳がフル回転したものです。と、尋ねてきた本人は「お仕事、がんばってください!」と次の展開の言葉を締めくくりとして発してきました。完全に上を行っている…。何かをしているんだろう?という素朴だけど、実に率直な質問に素直に、クイックレスポンスがごとく答えられなかった自分に気付きました。

あっ、ひとつだけ答えられました。「そうだなあ。『検食』といって、みんなより1時間ほど早めに給食を食べて、安全においしくいただけるよう確認をしているんだよ」と答えたのを思い出しました。返ってきた返答は「いいなあ。ずるいなあ。…。」やっぱり、こうなるんだなあ。

先頃のこと、Zoom朝礼で、「オープン教室のベランダ花壇を毎年観察しています。チューリップの芽が出たら、日記に書き込んでいます。」と話したことがありました。そして、今日(2/17)、朝9時のこと、1cmだけちょこんと芽が出ているのを見つけました。春が近くまで来ています。