小学 気仙沼小学校を訪問しました

 小学部は2011年の東日本大震災以来、宮城県気仙沼市の気仙沼小学校と交流を続けています。毎年交流カレンダーを作り,お届けしています。今年も学年・クラスごとに分担をし、それぞれの児童の気持ちがこもったカレンダーを作ることができました。

 昨年の12月23日に八島部長、菊池教諭、齋藤教諭の3名で気仙沼小学校を訪問しました。一昨年はコロナ感染者の拡大により行くことができず、2019年以来の訪問となりました。訪問前には気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(旧宮城県気仙沼向洋高等学校)の被災建物で地震と大津波来襲時の様子を目に焼き付けることができました。

 小学校に到着すると、素晴らしい歓迎のポスターが掲示されており、大きな驚きとともに校舎に入りました。サプライズは続き、感動的な歓迎のセレモニーが行われ、カレンダーの贈呈後には6年生の児童の皆さんによる「ひまわりの約束」の合唱を聴かせていただきました。前回、前々回に作ったカレンダーが校舎内に掲示してあるものを目にし、本当に大切にしていただけていることを実感することができました。

 たとえ宇都宮と気仙沼は400キロ近く離れているけれど、私たちの交流はしっかりとつながっていることを改めて実感することができました。今後もこの交流を通して気仙沼小学校との交流もさらに深めつつ、私たちの震災学習や防災意識の向上にもつなげていきたいと思います。