3月1日(月)高等学校の卒業式を行いました。
今年もコロナ禍のために例年とは違った形になりました。会場となる総合体育館には各種表彰の代表者だけが出席し、一般生徒は教室でテレビモニターを通しての参加です。また、保護者の方々にも来校をご遠慮いただくことにしました。
式が始まるまでは、日常と変わりのない様子でした。しかし式が始まると、教室は厳かな雰囲気に包まれました。院長、理事長の祝辞や来賓のお言葉にうなずきながら聞いている生徒もいました。送別の歌もいつもより声が出ていました。
そのあとは教室で一人ひとりに卒業証書が手渡され、担任・副担任から言葉が贈られました。生徒の輝かしい未来を祝う素敵な言葉ばかりでした。
解散後はいつもどおり。友人たちとの記念撮影です。このあたりの様子は毎年変わりありません。皆が笑顔で、見ているこちらが幸せになるような光景でした。
この学年は入試制度の変更に伴って振り回された大変な学年でした。しかも最後の1年間はコロナ禍によって当たり前の日常生活すら送れませんでした。しかし、この大変な3年間を、他の学年には無い3年間を全うしたことを誇りに、新たな世界でも過ごしてほしいと思います。