幼稚 避難訓練

幼稚園では年間に「防災引き渡し訓練」も入れて4回の避難訓練を実施しています。令和2年度初めての避難訓練が梅雨の晴れ間を縫って6月26日に実施されました。今回は、新型コロナウイルス感染症予防のため消防署の方の参加は無しで、幼稚園のみで行われました。地震を想定した訓練です。時間は知らされていないので、放送が入るまでは、お部屋で製作をしたり、絵本を読んでもらったりして通常通りに過ごします。

 

「地震です、地震です。」職員室から緊急放送が入りました。みんな急いでテーブルの下に隠れます。

まずは落下物から頭を守り、揺れが収まるまで、次の放送を待ちます。「園庭に避難してください」の放送で、急いで防災頭巾を被り静かにすばやく避難します。

全員揃ったら教頭先生に報告します。

マスクと頭巾でちょっと暑いけど少しの時間だから我慢してね。

  

年長組は2階から、ぴよぴよ組は幼児棟から避難して来ました。ぴよぴよ組は最初ビックリして泣いてしまった子もいましたが、すぐに泣き止んでお話を聞くときは静かにすることができました。

避難する時に大切なお約束「お、か、し、も」の確認です。園長先生の質問にちゃんと覚えていて答えられる年長組、年中組の子供たち。

押さない、駆けない、喋らない、戻らない。そして「幼稚園にはもう一つのお約束があるよね?」という質問にすかさず「泣かない」という答え。そうです、幼稚園の避難訓練の時のお約束は「お、か、し、も、な」の5つです。いざという時にしっかり守ろうね。

そして地震の時はドアや窓は開けることも大切。歪んで開かなくなってしまうとたいへん。

お話が終わったら上履きをきれいに拭いてお部屋に戻りました。

ここのところ頻繁に地震が発生していることもあって、みんな真剣に取り組むことが出来ました。コロナだけではなく、災害からも身を守らなければいけませんね。そのために訓練をしっかりして、心構えをしっかり持って行きましょう。