幼稚 こども劇場2日目

昨日に続いてこども劇場の2日目が上演されました。

今日は満3歳児のひよこ組、年少はな組、年中緑2組、年長青2組の4クラスです。

 

今日も朝から行列が出来ました。

ひよこ組はいつも読んでいる大好きなお話「ぱぱんのぱん」を上演しました。森の可愛い動物たちにふんして欲しいぱんをお願いすると…

いろいろなぱんが食べられました。でも、みんなが食べちゃったのでパンの木からパンがなくなっちゃった。

最後はみんなで歌を歌って、パンの木はもとどおり。歌もセリフも堂々としてとても愛らしいひよこ組でした。

年少組はおなじみの「おおきなかぶ」

おじいさんの植えたかぶの種、大きなかぶに成長しました。

 

うんとこしょ、どっこいしょと掛け声をかけておじいさんがかぶを抜きましたが抜けません。

おばあさん、孫娘、犬、猫、ねずみまで呼んで、みんなでうんとこしょ、どっこいしょ。全身でかぶを引っ張ります。

ついに抜けました。

 

ワンチーム!で頑張ったからね。さあ、みんなでかぶパーティ!

幕間に学院長先生が駆けつけてくれました。

 

年中組は「おおかみと10ぴきのこやぎ」7匹じゃなくて、10匹です。

エンディングも子供達でオリジナルにしました。オオカミのお腹を切るのはかわいそうだからだそうです。さて、どんな結末になるのでしょう。

お母さんヤギがお買い物に行くので、子やぎたちはお留守番。そこへオオカミがやって来てあの手、この手で子ヤギを捕まえようとします。

 

のど飴をなめて、お母さんのような声になろう。手も白くしたよ。

ついに子ヤギたちは捕まってしまいますが、お母さんの知恵で袋から逃げ出すことができました。

お母さんはオオカミより強いんだね、というセリフがうけていました。

さて、こども劇場の大トリは青2組の「二つの世界」大人になりたくない園児がピーターパンと交換して絵本の世界に入って行くというオリジナルストーリーです。

 

絵本の中では子どもたちがフック船長たちと勇敢に戦います。

一方現実の世界に行ったピーターパンは誕生日を祝ってもらいます。

ピーターパンは年をとらないはずだけど、現実の世界ではひとつ大きくなりました。

それぞれの世界の良さを感じた子どもたちとピーターパン。最後は中島美嘉の「ギフト」の替え歌で会場のお母さんたちを泣かせてくれました。一瞬にして会場がしーんとなったのを感じました。

さすが、年長組さん。テーマのある劇を堂々と演じてくれました。

こども劇場は1年の集大成。自分を表現する楽しさ、人を感動させる喜び、お友達と協力する大切さ、そういうものを体験してまたひとつ成長できたのではないでしょうか。

ご家庭の皆様、今日までご協力いただきありがとうございました。