幼稚 こども劇場1日目

こども劇場1日目午前の部

3学期になって子供達がずっと練習に励んできた「こども劇場」の当日がやって来ました。

今日は今までの練習の成果をお家の方に見ていただきます。緊張するかも知れないけれど、大きな声で頑張ろうね。

朝からたくさんの保護者の皆さんが列に並んでくださいました。

学院長先生のご挨拶でいよいよ幕開けです。

  

トップバッターは満2歳児の「パンダがいっぱい」満2歳児クラスぴよぴよ組は2クラス合同の総勢19名。1番新しいお友だちは2月に入園したばかり。たった2週間での初舞台です。泣かないで出来るかな?

出て来ましたよ。全員せいぞろい。いつもお部屋でやっている大好きな手遊び、ミックスジュース。

   

お歌のあとはパンダがいっぱいのダンスを元気に踊りました。

可愛いパンダちゃん勢揃い。

2番手はひよこ2組「腹ぺこ青虫」に挑戦です。月曜日から金曜日までに青虫は色々なものを食べます。

   

日曜日には葉っぱを食べてたくさん眠りました。すると…

素敵な蝶々に変身です。

実は羽がこんなに素敵についてるんです。

これも全部先生のオリジナル。背中で、あまりお見せできないのが残念。ということで披露します。

年少組のトップはちょうちょ組の「ぞうさんのぼうし」飛ばされたぞうさんのぼうしを森の動物たちが次々と色々なものに見立てます。

  

最後は無事にぞうさんの元へぼうしは戻ったようです。ライオンさんの迫真の演技に会場が湧きました。

 

 

年中組さんの最初のクラスは緑3組の「ぽんたのじどうはんばいき」

森の動物のためにいろいろな要望にこたえます。最後にはその動物たちと仲良くなり、もう自動販売機からは何も出ませんと張り紙が変わるユーモアと優しさに溢れたお話でした。年中組になると先生のナレーションは一切ありません。全部子どもたちで展開して行きます。

午前中最後の年長組のトリは青1組の「ひめとどろぼうゆめのくに」

これは先生と子どもたちが作ったオリジナルの脚本です。自分がなりたい役を決めて、そこからセリフや歌を作って行きました。

夢の国に出発!プロペラの回るヘリコプターなど大道具にも注目です。

 

怪盗X団。Xのポーズを格好良く決めて。

夢の国の人魚やペガサス。

 

夢の国に行っていろいろな妖精たちに助けられ、勉強嫌いの姫が良い女王さまになるために頑張ろうと決意したり、怪盗団が人のために何かをしようと改心したりする深いテーマを見事に演じ切りました。

こども劇場1日目午後の部

 

学院長先生からはこども劇場は1年の集大成、子ども達は友達と協力することや、自分で達成することの喜びを感じることと思います。お家の人の前だとうまくいかない場面もあるかも知れませんが、お家に帰ったら大いに褒めていただきたいと、挨拶がありました。

午後の部の最初は年少ことり組の「おいもをどうぞ」クマさんの畑で取れたたくさんのおいもが次々におすそ分けされて行きます。最後にもらったのは?

今の時代に希薄になってしまったご近所付き合い。そういうものを思い出させてくれる心温まるお話、子ども達が可愛らしく演じてくれました。

午後の部の年中組は緑2組。昔話でお馴染みの「おむすびころりん」おむすびを穴に落としたおじいさんとネズミ達の交流を歌とセリフで見事に演じました。

おじいさんの落としたおむすびを穴の中で拾うねずみたち。舞台の下も上手に使いました。

昔話の世界に引き込まれて行きました。

 

1日目トリは年長組の「21ぴきの猫とウヒアハ」ウヒアハという怪物に捕らえられた猫たちが力を合わせて脱出する冒険物語。歌やダンスでコミカルに演じてくれました。

やってはいけないことをついやってしまうねこたち。

捕らえられた猫たちの脱出作戦はうまくいくのかな?

知恵を絞って脱出成功。

この劇にはルールはしっかり守らなくちゃダメというメッセージが込められていました。

年長組になると子どもたち同士が助けあいながら息を合わせて舞台狭しと演じることが出来ます。幼稚園最後のこども劇場、大成功でした。