今回の台風で近くの永野川の堤防が決壊し、校舎や校庭が1.5メートル以上冠水するなど、大規模な浸水被害に遭った栃木県立栃木工業高等学校。4年前の豪雨被災後に導入した機械も壊滅。実習機器が水没し校舎も使えなかったという。水害直後、教職員の方々が自衛隊員の方達とともに机や備品を運び出し、校舎の泥を掃き出した。今では、授業を再開するまで回復しているが、工業系の科目については、他校で授業を行わせていただいているそうだ。
11月29日(金)生徒会生徒4人は、「オール作新」で集めた募金の一部を義援金として、栃木工業高等学校へ直接お届けすることができた。須釜喜一校長先生は、壁にかかった額の泥の跡を指しながら、生徒達の目の高さまで水が押し寄せてきた当時の様子をお話しくださった。先生方や生徒達が、復興に向けて一体となって力強い気持ちで向かっていく姿を目の当たりし、身の引き締まる思いがした。
作新学院では、今後も継続して支援していきたい。