茹でたじゃがいもと、ベーコン・たまねぎなどを炒めあわせ、塩・こしょうで味付けした「ジャーマンポテト」。 「ジャーマン」は「ドイツ風の」という意味で、じゃがいもやたまねぎ、ベーコンはドイツでよく食べられていることから、この名前がついたようです。
うんちくは、ここまで。本日、2025(R7).1.15は小正月の日。おりしも、本学院の幼稚園と小学部の交流会の一環として、3年生と年長組さんが「どんど焼き」をする日です。
1限の6年生の授業を終え、どんど焼きに出掛けようとしていたその時。6-2担任のK先生と、エプロンを付けた女子2人が部長室を訪ねてきました。実は、廊下を漂うにおいからじゃがいも料理をしていることは気付いていました。トレイの上にあったのは、かの有名なジャーマンポテトでした。ラップに包まれたじゃがいもは、ほくほくしていて湯気が立っています。その隣には、ベーコンが存在ありげに鎮座しています。そして、やや奥ゆかしく玉ねぎが他の食材を見守っています。その様は、神々しいとしか言い表しようがありません。
もちろん、パクパクといただきました。小正月日和で3月の気温かと思われるような日の、子どもたちの気持ちのこもったジャーマンポテトの味は、私の心の中に少し早い春を連れてきてくれたのです。