奏でよう心の響き~能登半島地震復興支援チャリティーコンサート

届けよう!音楽の力、スポーツの力~オール作新による令和6年度能登半島地震復興支援~

1月1日に発生した石川県能登地方を中心とした地震により、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

能登のみなさんへ、エールが届きますように!

2月3日チャリティーコンサートを開催しました。その様子がこちらからご覧いただけます。能登のみなさんへエールが届きますように。

チャリティコンサート演奏曲目一覧

 

珠洲と作新学院との絆

作新学院吹奏楽部は、縁あって、2019年に石川県珠洲実業高校吹奏楽部(マーチングバンド)から衣装を譲り受けました。珠洲実業高校は能登半島の先端に位置する珠洲市に立地し、2010年3月末に石川県飯田高等学校と統合しました。2023年11月には、作新学院吹奏楽部が石川県金沢市のマーチング大会出場。その際に、珠洲市まで足を伸ばし、思い出の詰まった赤いユニフォームを着て演奏を行ってきたばかりでした。

 

珠洲市「ラポルトすず」でのコンサートの様子

 

※石川県珠洲実業高校吹奏楽部と作新学院高等学校吹奏楽部について、

詳細は、作新学院高等学校吹奏楽部チーフ顧問 三橋英之「チャリティーコンサートに寄せて」(チャリティコンサートパンフレットより)をご覧ください。

 

 

 

今回、2月3日に開催したチャリティーコンサートでは、吹奏楽部は珠洲実業高校から受け継いだ赤いユニフォームを着て演奏しました。約10曲を演奏。2023年5月に珠洲市で震度6強を観測した地震の後に作った応援歌「HOME~Grace for all」も歌われ、会場の涙を誘いました。

珠洲復興応援ソング「HOME~Grace for all~」

 

被災地の皆様に精いっぱいの元気やエールを届けられる演奏を

作新学院では、「珠洲市の温かい人やまちが壊されてしまったのが無念でならない。被災地の皆様に精いっぱいの元気やエールを届けられる演奏を」今回の能登半島地震でも深い縁のある珠洲市が大きな被害を受けたことに対し、「今できることを!」という思いで“オール作新”によるコンサートを企画。栃木県庁エントランスに500人を超える市民の方々が来場してくださいました。

 

コンサートのエンディングは、応援団、チアリーディング部も加わり、甲子園でおなじみの「野球応援メドレー」に合わせて珠洲市の皆さんに届くよう「エール」をおくりました。

 

また、今回春のセンバツ出場が決定した野球部主将 小森一誠選手とエース小川哲平選手が練習から会場に駆けつけ、石川県の皆さんへエールを送りました。

 

硬式野球部主将 小森一誠選手の言葉

明治神宮大会決勝で戦った、石川県星稜高校さんが今能登半島の地震で大変つらい思いをしながら練習をしていると思うので、また、センバツ甲子園でともに皆様に感動と勇気を与えられるように精一杯頑張ります。

石川県は日本航空石川高校も出場します。みんなで力を送りたいと思います。

エース小川哲平選手の言葉

自分たちは、センバツ高校野球甲子園の夢舞台でプレーします。石川の方々、栃木の方々に元気と感動を与えられるようなプレーをしたいと思います。

 

 

センバツ大会は、3月18日開幕です。全国から被災地のみなさんにスポーツの力、音楽の力、子どもたちの力を届けます。春の甲子園でも吹奏楽部は赤いユニフォームを着て演奏いたします。

作新学院は、復興がかなうその日までずっと応援し続けていきます。

会場では、地球環境クラブの幼稚園から高等部までの園児や児童、生徒が募金への協力を呼びかけました。集まった寄付金は珠洲市にお送りします。また、これからも引き続き支援活動を行っていきます。

 

 

2月3日 チャリティーコンサート 募金総額 約33万円 ご協力ありがとうございました。

 

 

—作新学院では、園児・児童・生徒・保護者の皆様・教職員や卒業生など学院関係者のもつすべての「作新力」を結集し、心を込めた全員参加の オール作新 によってさまざまな社会貢献活動を展開しております。これまでの経験や結束力、人間力を活かし今回、石川県能登地方で発生した地震の報を受け、即時に支援に向けた取り組みを始めました。
約1ヶ月の間に多くの募金や支援案が集まり、現時点だけでも下記の取り組みが行われています。
作新学院は今後もさまざまな角度から支援を行い、能登の皆さまの復興のお手伝いをさせていただければと考えております。—