コロナ&AI時代を超える新たな教育像
「オンライン教育」×「対面式教育」=「ハイブリッド教育」
「ハイブリッド教育」とは、オンライン教育と対面式教育をベストミックスさせた、より効果的で安定した教育形態です。作新学院では緊急時だけではなく平時からICTを積極的に活用することにより、従来の対面式教育を超え、より深く高度な教育内容を、児童・生徒の学習進度や興味・関心に応じて学べる環境を実現します。
なぜ今、「ハイブリッド教育」なのか
何が起きても「学び」は止めない。
新型コロナウィルス感染症拡大により一斉休校が要請される中、作新学院は4月後半から、県内でいち早くオンライン授業をスタートさせました。
「コロナ」という現実とどう向き合い、立ちふさがる壁を越えるのか。
どうしたらこの経験を、より良い「未来の教育」につなげられるのか
誰もが「オンライン」という新たな教育現場で格闘し、対面式教育の重要性を改めて実感すると同時に、その限界も痛感する中、必死に模索を続け議論を重ねました。
そして“with コロナ”の今を、新しい教育の仕組みやあり方を創出するチャンスと捉え、ICT活用を加速させることによって、よりきめ細かく、より能動的な学習の実現をはかることを決めました。作新学院が新たにめざす教育の姿― それが「対面式教育」と「オンライン教育」を適時適切に組み合わせて実践する「ハイブリッド教育」です。
◇ どんなことがあっても、質の高い学びを安定的に行えること。
◇ 子どもたち一人ひとりの学習進度や興味・関心に応じて、オーダーメイドの授業を実現すること。
◇ 誰かに教わるのではなく、「自ら学ぶ」主体的で能動的な学習を実践し、問題解決力を育成すること。
◇ 世界とつながり、自ら考え、他者と協力しあって社会を革新する“人間力”を育むこと。
「作新(新しき時代を作る)」の覚悟をもって私たちは、時間的・空間的制約や人間の限界を超えて行くためのツールとしてICTを活用し、理想とする教育を実現すべく努力を重ねて参ります。
“afterコロナ”の時代に、より明るく豊かな未来を築いてくれる人財を、一人でも多く世の中に送り出したい。
それが作新の願いであり、志です。
「ハイブリッド教育」がひらく学びの可能性
学びの「安定」 ― いつでも どこでも 質の高い教育を ―
時間的・空間的制約を超えて学べるため、予期せぬ事態でも教室と家庭を結び、各教科の授業をリアルタイムで、高いセキュリティーのもと継続できます。また、学院の児童・生徒のみがアクセスできる授業用動画に、学びたい時、学びたい場所で、学びたいだけアクセスして繰り返し学習ができますので、より効率的に高い学習効果が期待できます。
学びの「最適化」 ― ニーズに合わせてカスタマイズ ―
ICTの活用により一人ひとりの習熟度が可視化され分析できるので、個々の学習進度や興味・関心にマッチした、オーダーメードの学習環境を作り上げることができます。また、そうした「見える化」されたデータを学校と家庭で共有しコミュニケーションを円滑にすることで、児童・生徒に対するよりきめ細やかな教育を実現して行きます。
学びの「活性化」 ― 自律的に学び、協働的に解決する ―
ICTを活用したバラエティに富んだコンテンツが児童・生徒の五感を刺激し、学びの機動力が高まることで、「教師に教えられる=受動的な学び」から、「児童・生徒が自ら学びとる=主体的な学び」へと、学習の姿勢を転換します。また授業中も、出席者同士の情報共有が瞬時に円滑に行えることにより、「協働的な学び(アクティブ・ラーニング)」をより活発に行うことができます。
学びの「革新」 ― 世界とつながり、社会を革新する“人間力”を育む ―
オンラインで世界とつながることにより、より広い視野と多様な価値観が醸成され、自ら考え、他者と議論を深める習慣を身につけることができます。社会的課題の解決に向け、多角的に情報を収集・分析し、自分なりの考察を深め、他者と協力しあって社会を革新して行ける総合的な“人間力”を育みます。
各設置校における「オンライン教育」の取組み
オンライン作新祭【9月下旬開催予定】
甲子園やインターハイなど様々な大会やイベントが中止となっている今年、創立135周年を迎える作新学院では、学院史上初となる「オンイン作新祭」を開催することとなりました。今こそ、「オンライン空間」という未知なるまっさらなキャンバスに、自由な発想力と柔軟な頭脳を駆使し、今だからできる・今しかできない新しい世界を描き出します。「オール作新」と地域の皆様で、より豊かな温かい未来を生出し、作り上げていきましょう! ※詳細は後日ホームページにてご案内いたします。