この度の災害において、甚大な被害を受けられた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
10月18日(金)、“オール作新”では、生徒会・ボランティア部の生徒26名が、台風により冠水した鹿沼市思川流域へ災害ボランティア活動を行いました。
当地区では、この日からボランティア募集をかけはじめたとのこともあり、ボランティアに訪れる人数も多くはありませんでした。
生徒達はまず、支援物資(ゴミ袋4000枚、マスク1000枚、軍手1000組、ブルーシート10袋)などを、鹿沼市粟野コミュニティセンターにお届けしました。コミュニセンターでは、住民の方がブルーシートを求め訪れており、生徒から直接お渡しすることができました。その後、センターの方の誘導で被害を受けた方のご自宅へ向かいました。
清掃作業のボランティア先は、思川に流入する大芦川支流の荒井川の被害を受けた加園地区の住宅2軒で実施しました。生徒達は、被害を目の当たりにしながら、作業に汗を流しました。
この地区は、ご高齢の方が多く「年寄りだけではとても無理な作業でした。復旧作業に来てくださって本当にありがとう。涙がでてくるよ・・・」とおっしゃって下さいました。かき出し作業は、昼過ぎまでかかりましたが、生徒たちが土嚢を運ぶ作業をご近所の方々も見に来られ、感謝の声を掛けていただき生徒達も励みとなりました。
清掃作業に向かう途中の粟野地区中心地でも、浸水で壊れた民家や、家財などが放置される家屋も多く、被害の大きさを物語っていました。生徒達も、「実際にボランティアに参加し、被害に遭われた方々の苦労を感じることができた」と話していました。
作新学院では、被災地の方々の少しでも力になれるよう、今後、長期的にボランティア活動を行っていきたいと思います。