幼稚 防災訓練、園児引き渡し訓練

幼稚園では、2011年に起こった東日本大震災を教訓に毎年1度、震度6以上の地震を想定した防災訓練、園児引き渡し訓練を実施しています。保護者の方にもご協力いただき、メールが配信されてから、園児が避難している場所にお迎えに来ていただきます。

お弁当を食べ終わった子どもたちは各保育室で担任の先生から、防災に関する絵本を読んでもらったり、お話を聞いて過ごします。

地震発生の放送がかかると、一斉にテーブルの下に入り頭を守ります。

地震がおさまったという放送で、防災頭巾をかぶって園庭に避難します。「押さない、駆けない、喋らない、戻らない、泣かない」のお約束を守ってみんな速やかに避難して来ました。

 

幼児棟からはひよこ組、ぴよぴよルームの子がしっかりとした足取りで避難して来ました。泣く子は誰ひとりいませんでした。

人数確認が出来たら報告です。4分で全員の安全が確認できました。

 

園長先生からの講評とお話。「お、か、し、も、な」のお約束を守ってしっかり避難できたこと。1番大切なのは命で、命はなくなったらもう戻らないことなどのお話を子どもたちはじっと聞いていました。

お話のあと、各保護者にメールが配信されて、子どもたちは園庭でお迎えを待ちます。

ぞくぞくとお迎えの保護者が来てくれました。本番さながら、車を使わずに自転車や公共のバスでお迎えに来てくれた保護者の方もいました。

お家に着くまでは防災頭巾をかぶって行ってね。

 

お仕事を休んだり、早退してご協力くださった保護者の方もいらっしゃったと思います。ありがとうございました。子供が小さければ小さいほど、こういう訓練は大切です。災害の年々増えている日本。いざという時のためにこれからも様々な訓練を取り入れて行きたいと思います。