10月20日、作新学院聴蛙館にて開催された、中学生の主張コンクールの応援に行ってきました。今年で71回を数える歴史と伝統あるコンクールです。今年の出場者は総勢12名。中等部からは、校内から選ばれた3名のうち、石川舞さん、奈良部心優さんの2名が弁士として、また、小林二瑚さんは基準発表弁士として、合計3名が参加しました。結果は、奈良部心優さんが最優秀賞、石川さんが優良賞を獲得しました。おめでとうございます。中等部としては、3年連続の最優秀賞の受賞となりました。


学院長、後援者あいさつに続き、昨年度最優秀校として、中等部を代表して小林さんがレプリカをいただきました。審査員紹介、審査規定説明の後、基準発表弁士の登場です。基準発表の小林さんは、「情報化社会を生きる」と題し、ネット社会の生き方について、自己の経験に基づく考えを堂々と主張しました。基準発表の得点が発表されましたが、会場がどよめくのではないかと思えるほど、とても高い基準点となりました。


石川さんは「踏み出してみよう!新たな一歩」と題し、「地球環境クラブ」という学院が一校一家として取り組む社会貢献活動と出会い、様々な活動を通して培った考え方等について、自分が踏み出した一歩とその後の成長を振り返って、新たな一歩を踏み出すことの大切さを述べました。

奈良部さんは、「私と戦争」と題し、戦後80年を迎えた今年、現在の国際状況等を踏まえ、改めて曾祖父の戦争体験の話などを自分事として捉え、自ら複数の外国語での会話に挑戦したり、運命は自ら決めるべきものとして、自分の生き方を決意表明したりするなど、颯爽とした表情で意見を述べてくれました。

中等部生はもとより、参加者それぞれの素晴らしい主張を聞かせていただきました。皆さんありがとうございました。