あいおいニッセイ同和損保栃木支店大野様にお越しいただき自転車安全運転講習会が行われました。
「被害者にならないように」、そして、「加害者にならないように」。
自転車事故の実態について中学生にもわかりやすく丁寧にお話してくれました。
自転車事故の実態として、自転車は軽車両扱いで自動車側の乗り物であると。
昨年度、年間2,663人の交通事故死があり、そのうち一番多くを占めていたのは自動車であるが、その次の割合はバイクと自転車はほぼ同じ割合であったといいます。
特に、出会い頭の事故、高齢者の関わる事故の割合が多く、たとえ加害者が中学生であってもその保護者相手に高額賠償を求められることがあるということでした。自転車側に安全違反があり死亡事故につながった例で小学5年生とその保護者が9500万円の賠償請求をされた話には生徒たちも驚きの表情を浮かべていました。
講話は途中「道路標識クイズ」なども織り交ぜてあり生徒たちは楽しく交通安全について学ぶことができました。
<本日の講話のポイント>
・自転車が左側通行なのは、車との正面衝突を避けるため
・イヤホンを付けながらの運転は違反
・ながらスマホ運転の罰金は5万円
・ヘルメットは致命傷を避けるため顎紐まできちんとすること
・新制度が始まると14歳以上は自転車安全運転講習受講となる場合もある(道路交通法改正)
・『豚はしゃべる』の自転車点検標語
(ブ)ブレーキ、(タ)タイヤ、(ハ)ハンドル、(シャ)車体、(ベル)ベル
これから夏休みに入りますが、交通安全にも十分気を付けて過ごしてください。