幼稚 こども劇場(2日目)

令和6年度こども劇場の2日目は年少組と年長組です。久しぶりに気温が上がり、春らしい陽気に恵まれました。

最初のクラスははな組。お部屋で準備してスタンバイします。

緊張している子、リラックスして楽しんでいる子さまざまです。

はな組の演目は「りんごがドスーン」大きなりんごが虫や動物たちによってだんだん小さくなって、芯と上下だけが残ります。最後はその下で仲良く雨宿り。こどもたちの動きが可愛らしくて楽しい劇になりました。りんごはこども劇場史上最大の大道具だそうです。

ちょうちょ組は「7ひきのこやぎ」ならず、「8ひきのこやぎ」

おおかみと子やぎたちの駆け引きが見どころで、ほぼ絵本に忠実な内容ですが、最後には・・・ハラハラ、ドキドキの劇になりました。

中央の大きな時計は子ども達が入れる大きさでこれも担任の力作です。

ことり組の演目は「まほうのでんしレンジ」電子レンジの中に入れた野菜がどんな食べ物に変身して出てくるのかが見どころで、メニューは担任と子ども達で考えました。大きな銀色の電子レンジはこれまた担任の力作です。料理が出来上がるのを待つ間、ブリンバンバンボンの曲に合わせて踊るのも可愛らしかったです。

 

幼稚園最後のこども劇場となる年長組の発表です。

青1組は「泣いた赤鬼」をベースにした「赤おにと青おにのはなし」原作には無い忍者も子ども達の要望で登場しました。赤鬼が最後に青鬼からの手紙を読むクライマックスでは多くの観客の涙を誘っていました。(最初から泣いていたお父さんもいましたが。)

青2組の演目は「ライオンのめがね」

ライオンの王様の眼鏡が無くなってしまい、メガネというものを知らない動物達が想像力を働かせて、探し出して来ますがどれもこれも違っていて、最後には・・・というストーリーです。子ども達のコミカルな演技が笑いを誘いました。

こども劇場の大トリは青3組の「18ぴきのねこ」

18人の子どもたち全員が猫に扮して、海と陸に分かれて食べ物を探しに行く冒険の物語。大道具の出し入れやアフレコも全部子どもたちが担当しました。担任の脚本にあっと驚く仕掛けもあって、最後まで楽しめる作品になりました。

「こども劇場」は音楽も全て担任のピアノ伴奏で、市販のものは一切使わない、まさに手作りの発表会になっています。「こども劇場」が終わるといよいよ春の到来という感じになります。まもなく子どもたちは進学、進級で新しいステージに行くわけですが、この「こども劇場」で体験したことや頑張りが自信となり、これからの糧になるよう願っています。

応援してくださった保護者の皆様にも多大な感謝です。ありがとうございました。