思いっきり、めいいっぱい、力いっぱい、元気いっぱいの連続でした。
こんなにいろんなことを経験できた行事、それは、楽しみに楽しみにしていた秋の遠足でした。
今回の遠足は、益子方面にいきました。午前と午後では、まるで違う体験ができるのが、今回の遠足の目玉です。
まず、午前は「つかもと陶芸教室」に向かい、登り窯の見学と絵付け体験をしました。登り窯のことを詳しく説明してくださりました。説明を聞きながら、うなずきながら聞いている子どもたちが多くみられ、成長を感じました。その後、図工の授業で事前に練習していた絵付けです。ここでも説明をよく聞き、その後、真剣な表情でお皿に絵を描いていました。扱いが難しい極細筆を巧みに使い、のびのびとした線を描いていました。1年生の時、水筆を経験したいたことが、この場面で発揮されました。仕上がりは1か月後、届くのが楽しみです。
お昼ご飯です。「益子の森」で食べました。この後にあるお芋ほりのために、たくさんたくさん食べていました。お弁当もデザートも、そしてお菓子も、しっかり食べました。これで午後のためのエネルギー満タン。
バスに乗って、「山崎農園」に到着です。農園の方からお話をよく聞き、その後、笛の音。おイモ掘りの合図の音。みんな、一生懸命に掘りました。土の中から赤紫の塊が出てきた。子どもたちは、「先生、出てきた。どうしよう。」なにかびっくりとした様子。当然かける言葉は、ただ一つ。「それは、畑の宝物。もっと掘って、抜いちゃえぇぇ。」掘って、掘ってそしてようやく引き抜きました。一本の茎から7個を超えるイモが一度に抜けました。また、自分の顔より大きなイモ。みんな大喜び。教えたわけではありませんが、イモを掘るとなぜか同じポーズをとります。それは、高々と持ち上げて満面の笑み。畑の至る所でそのポーズをとる姿が見かけました。また、そのポーズをしようとしたら、思いのほかイモが重く、胸の高さまでしか上げられない場面もありました。
このあたりから、子どもたちはあることに気づきました。イモは重い。イモを掘り終わった後、袋に入れて運ぶ時、みんな歯を食いしばっていました。
学校に帰った来た時、みんなもうくたくた。その後も、重いイモを一生懸命に持って帰っていきました。途中、「先生、持って。」とお願いされましたが、ここは心を鬼にして、「がんばって!もうひとふんばり!」と声をかけ手伝いませんでした。みんなならきっとできると信じていますもの。
本日、持ち帰ったイモは、そんな思いで運んだイモなのです。週末に、おいしくいただいてください。
たくさんの思い出がまたできた秋の遠足。
あぁ楽しかった。
詳しい説明をしてくださった「つかもと」様、
活動しやすいように芝が短く刈られるなど整備された「ましこの森」様、
子どもたちの想像をこえるおイモを育ててくださった「山崎農園」様、
次の場所まで、時間通りに到着するように運転してくださった「関東バス」様、
おいしいお弁当を作ったくださった保護者の皆様、
多くの皆様に支えられ、子どもたちは素敵な思い出を作ることができました。
ありがとうございました。