5年連続 全国優勝! 高校生英語ディベート大会
「全国高校即興型英語ディベート合宿・大会2024」5年連続となる全国優勝!!
8月2日(金)・3日(土)の両日に開催された「文科省後援 PDA全国高校 即興型英語ディベート合宿・大会2024」(主催:一般社団法人 パーラメンタリーディベート人財育成協会[PDA])「授業部の部」において、トップ英進部・英進部2年生の作新Aチームが、見事に全国優勝を果たしました。「授業の部」における優勝は2年連続になります。各個人賞も多数受賞いたしました。
優勝チームによる実際のディベートによる試合の様子を一部抜粋でご紹介いたします。(論題4:All doctors should be required to work in rural areas for a couple of years.
(全ての医師に数年間の地方勤務を義務付けるべきである。)
ディベートについてディベートの試合は、論題の発表後に設定される15分の準備時間(Preparation Time)を経て、肯定側チーム(Government)と否定側チーム(Opposition)に分かれ、それぞれの立場を主張する理由を述べ合っていきます。相手チームのスピーチ中でも、15秒以内の質疑応答(POI、Point of Information)を行うことも認められています。 |
今年の大会は42校から92チーム総勢311人がオンラインにて参加し、作新チームは、学内のアカデミア・ラボから意見を発信しました。「授業の部」に参加したチームは、どのチームも強化練習後に自主的に残り、熱心に論題分析を行う姿が毎日見られました。
豊富な知識を背景に論理的な意見を展開する2年生作新Aチーム(TS2/1 関谷駿さん・TS2/5 坂本龍海さん・TS2/6 中野碧翔さん)が臨んだ決勝戦は、息を呑む熱戦となり作新Aチームは見事に優勝を勝ち取りました。練習からチームメイトを支え、適切な助言を与え合い、試合を重ねるごとに要領をつかみ、相手チームへの質問なども積極的に行うことによって、自分たちの意見が優れていることをアピールできるほどに成長し、見事に勝利をつかみ取りました。
全国レベルで活躍する他校生との交流を通し、生徒ひとりひとりが大いに成長し、自信を胸にすることができました。
各受賞一覧
団体賞
【授業の部】
優勝 作新Aチーム
トップ英進部2年 関谷 駿
トップ英進部2年 坂本 龍海
トップ英進部2年 中野 碧翔
個人賞
ベストディベータ―賞
【課外初心者・授業の部】
トップ英進部2年 関谷 駿
トップ英進部2年 小野 泰河
【課外一般の部】
トップ英進部2年 岡田 知樹
ベストPOI賞
【課外初心者・授業の部】
トップ英進部2年 仲野 友梨
トップ英進部2年 益尾 敬太
英進部 2年 中村 駿太
【課外一般の部】
トップ英進部2年 岡田 知樹
大会で出題された論題
論題1:School trips should be abolished.
(修学旅行を廃止するべきである。)
論題2:Animal experiment should be abolished.
(動物実験を廃止するべきである。)
論題3:All political parties should be banned.
(すべての政党は禁止されるべきだ。)
論題4:All doctors should be required to work in rural areas for a couple of years.
(全ての医師に数年間の地方勤務を義務付けるべきである。)
論題5:We should stop using English as the common language of science.
(科学の共通語として英語を使用することをやめるべきである。)
論題6:Power harassment should be severely punished.
(パワハラは厳しく罰されるべきである。)
準決勝:Doping should be allowed in the Olympic Games.
(オリンピックにおいてドーピングを認めるべきだ。)
決 勝:Decentralization of the population of Tokyo will do more good than harm.
(東京への一極集中の緩和は、害よりも利益をもたらす。)




祝4年連続全国優勝 PDA全国高校英語ディベート大会2023
4年連続全国優勝!!
「全国高校即興型英語ディベート合宿・大会2023」(文部科学省後援 主催:PDA一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会)
2023年8月4日(金)・5日(土)に開催された「全国高校即興型英語ディベート大会 / 一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催)」。45校(298名)が参加した今年の大会。団体「授業の部」で見事、4連続全国優勝をトップ英進部・英進部Dチームが見事獲得。また、Cチームは、3位入賞を果たしました。
「パーラメンタリーディベート(即興型ディベート)」とは、一つの論題に対し、肯定と否定チームに分かれ、各々のチームが第三者を説得させるパブリックスピーチ型のディベートです。論題は、社会、政治、倫理、環境、国際問題など多岐にわたります。論題が発表されてから、15~30分程度の短い準備時間の後、ディベートを開始します。参加生徒は、肯定か否定チームのいずれに属するかを自ら選ぶことはできず、自身の意見とは異なる観点からの主張も考えなければなりません。今、世界の教育現場において、このパーラメンタリーディベートが広く導入されています。
即興型英語ディベートで身に付く主要な力は、以下の5つと言われています。
- 英語での発信力(資料を“読む”のではなく、即興で用意した考えを“話す”)
- 論理的思考力(説得、意見の整理、批判的思考)
- 幅広い知識(さまざまな論題の取り扱い)
- プレゼンテーション力(聴衆を意識)
- コミュニケーション力(チームでの活動)
事前準備ができる通常のディベート大会とは違い、即興型は集中的にこれら、「英語での発信力」、「論理的能力」、「幅広い知識」、「プレゼンテーション力」、「コミュニケーション力」を鍛えます。ディベートによって、生徒達は、確実に、物事に対する「多角的な視野」、「複合的に考える力」を身につけていくとともに、十分なコミュニケーションを図り、完璧なチームワークを作り上げていきます。作新から出場した2チームは、着実に予選を勝ち抜き、決勝にコマを進めたDチームは、神奈川県 白鵬女子高等学校と対決し、勝利を収めることができました。
個人賞でW受賞
また、個人でも、「ベストディベータ―賞」にトップ英進 野田 大斗さん、高橋 英志さん。「ベストPOI賞」に、 トップ英進 野田 大斗さん 高橋 英志さん 渡部 愛梨さん
が見事受賞しました。
優勝した作新Dチーム2年 高橋さんの言葉
「練習はとても大変でした。しかし、この数日間ディベート大会を通じて,チームの英語力と結束力があがる喜びを感じました。決勝に出場し、感動と喜びが押し寄せています。協力をしてくれた家族・友達、そして、対戦チームの皆様、協会の皆様にも感謝しています。」
団体賞 【授業の部】 優勝 作新Dチーム トップ英進TS2/6 高橋 英志さん トップ英進TS1/2 益尾 敬太さん 英進選抜 ES1/4 松本 凌さん 英進選抜 ES1/7 中村 駿太さん
3位 作新Cチーム トップ英進TS2/1 栗田 光貴さん トップ英進TS2/5 田野辺 大樹さん トップ英進TS2/5 野田 大斗さん
個人賞 ベストディベータ―賞 【課外初心者・授業の部】 トップ英進TS2/5 野田 大斗さん トップ英進TS2/6 高橋 英志さん
ベストPOI賞 【課外初心者・授業の部】 トップ英進TS2/5 野田 大斗さん トップ英進TS2/6 高橋 英志さん トップ英進TS1/1 渡部 愛梨さん
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SSHからSSAヘ
先進的な理数教育を通じて、国際社会で活躍する人材を育む
理科・数学に重点をおいた先進的な教育を推進する高等学校を対象として、文部省が指定するSSH(スーパーサイエンスハイスクール)。県内においては、宇高・宇女高などに次いで、作新学院は平成23年度から平成27年度までの5年間その指定を受けました。独自のカリキュラムによる授業や、大学・研究機関などと連携した体験的学習、さらには、国際交流や語学力養成にも取り組み、国際社会で活躍することのできる人材を育む教育の実践してきました。また、大学や専門機関との研究交流を通じて科学的思考力を養う視座を与えていただき、国際交流や語学力の強化に取り組み、科学分野における国際性を涵養することができました。その実績と探究する精神は、現在、作新学院独自の後継事業SSA(サクシンサイエンスアカデミー)を展開することで、これからも確実に受け継がれていきます。
主な継続プログラム
- サイエンスキャンプ
- 科学英語講座
- 発展理数講座
- SSリテラシー