正門にあったシンボル

せいもんにあったしんぼる

かつて作新学院の正門付近には、皆さんが『ゼロ戦』と言っている機体が設置されていました。最初に設置されたのは、ノースアメリカン社製のT-6G(T6型練習機)という機体で、当時航空自衛隊にも160機ほどあったものです。昭和40年6月、自衛隊からの贈り物として本校にやってきました。その後、T6型の痛みがひどくなったため、ロッキード社製のT-33A練習機に置き換えられ、昭和52年ごろまで設置してあり、学院のシンボル的な存在でした。

1965

昭和40年ごろの出来事

  • 「いざなぎ景気」のはじまり 
  • 3C(カラーテレビ・自家用車・クーラー)が一般家庭に急速に普及しました。
  • プロ野球のドラフト会議が初めておこなわれました。
  • 国産初の旅客機YS-11の就航
  • 日韓基本条約が調印され、韓国との国交が回復しました。

昭和40年は日本経済の転換点となった時代。一方で、ベトナム戦争への反戦運動の高まりや団塊世代の台頭による若者文化の成熟が見られました。

T-6Gの後、T-33A練習機が設置
正門付近のノースアメリカンT-6G