作新アカデミア・ラボ
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作新アカデミア・ラボは、学院創立130周年を記念し、教育理念を具現化した シンボルとなる施設として設計しました。キャンパス全体の新たな「顔」、そして 「ゲート」となることを基本に考え、建物の形状は作新の“S”を象っています。また、地元・宇都宮の旧家に見られる「長屋門」の形状を取り入れることで、来校者に対し「作新学院」そして「宇都宮」を象徴するアプローチ空間となるように計画しました。設計において特に意識したのは、子どもたちはもちろん、市民の方々にも親しみやすく、気軽に訪れることができる場であること。そのために建物は外からより 近く感じられるよう極力前面に配置し、また、光と風が通り抜け、そこに集う人々の息遣いや温もりが感じられるよう、その内側に佇むキャンパス全体がうかがえるような、透明感あふれる建築としました。作新学院には、130年の歴史に育まれた品格、素晴らしい環境があります。学問 のみならず、3度の甲子園での優勝、そして萩野選手のリオ・オリンピックでの 金メダル獲得に代表される「文武両道」の精神に心から感銘しています。制服などにも洗練がうかがえ、その一つひとつに船田学院長並びに畑理事長の「愛」を 感じざるを得ません。ラボでの教育を通じて、近い将来、作新学院からノーベル賞 受賞者が誕生する日が訪れるのも決して夢ではないことでしょう。世界へ羽ばたく 作新学院の未来に、私も期待しています。PROFILE建築家、鈴木エドワード建築設計事務所代表。1947年埼玉県生まれ。ノートルダム大学、ハーバード大学大学院 アーバンデザイン建築学部卒業後、1974年バックミンスター・フラー・アンド・サダオ、イサム・ノグチスタジオ、1975〜1976年丹下健三・都市建築設計事務所を経て、1977年鈴木エドワード建築設計事務所設立。さいたま 新都心駅や渋谷警察署宇田川派出所、下鴨の家など、公共施設から個人邸、集合住宅まで幅広く手がけ、グッドデザイン賞、エコビルド賞など数々の賞を受賞している。 科学、原子構造、哲学、形而上学などにも造詣が深い。作新アカデミア・ラボ設計者建築家 / 鈴木エドワード建築設計事務所 代表39作新学院の教育理念を体現する新たなシンボルとして設計しました。Message鈴木エドワード氏

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