作新アカデミア・ラボ
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ラボに隣接するスクールガーデンです。子どもたちは近隣の農家の方に指導を仰ぎ、自ら土を耕し、種を蒔き、育て、収穫したものを食べることにより、生命のサイクルを実感し、自然環境や命の大切さを学びます。そして、ガーデンに隣接するコミュニティ広場には、収穫した野菜や果物を販売するマルシェが立ち、生徒が製作した石窯ではピザ作り…。地元の美味しいもの(農産物、スイーツ、紅茶など)、美しいもの(焼物、織物、工芸品など)を集め、地元の文化や伝統に対する愛着と誇りを育んでいきます。人と触れあい、自らの手と体を使って 生産に関わるこうした体験の中で、子どもたちは大きく成長していきます。エディブル・ガーデン学内に菜園を作り、教育に役立てる取り組みは、食育の第一人者であるアリス・ウォータースが提唱し、世界的な広がりを見せてきた活動です。作新学院でも その教育的意義を重視し、貴重な学びの機会として位置づけています。学内公募により美術デザイン科の生徒が制作したペイントバス(ガーデニング用具などを収納します)27生命の循環を理解し、健康や人と自然との関わりを学ぶ食育菜園(エディブル・ガーデン)

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