作新アカデミア・ラボ
18/46

1QUEST LABシチズンシップとは「市民としての資質、素養」のこと。公共生活の中で、正しく情報を判断し、自律的・能動的に社会や政治に参加し、他者と合意形成する術を身に付けます。作新学院では、法や制度のあり方、多文化共生など、様々な社会的テーマを題材に、多様なアクティブ・ラーニングを通じてシチズンシップを育みます。さらに、NPOの協力のもと実施する模擬裁判や、裁判官による特別講義といった機会も設けており、生徒会活動や課外活動ともリンクしながら学外での実践(災害復興支援や貧困に苦しむ世界の子どもたちへの支援など)にも取り組んでいます。数多くの経験が、社会との関わり を自覚し、人間力を高めることにもつながります。クエスト・ラボ作新学院のシチズンシップ教育では、講師からの一方通行の授業ではなく、プレゼンテーションやポスターセッションといったアクティブ・ラーニングを取り入れ、子どもたち自身の洞察をベースに主体的・段階的にテーマの考察を深めます。講義では、18歳選挙権、民主主義を守るためのジャーナリズムの在り方、ポピュリズムや多数の専制を克服するには…など、高度に複雑化した現代の政治や社会の諸問題を取り上げ、外部講師を招いての特別講義も行います。自らの考えを深く掘り下げ、議論を交わす中で、よりよい未来への解決策を導きます。16世界市民としての素養を身に付けるシチズンシップ教育現代の複雑な社会問題を我が事として考え、深く掘り下げる〜シチズンシップ教育の実践例〜

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る